環境基本計画は、地域の環境の保全に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するための計画です。
本市は、平成15年(2003年)3月に第一次となる環境基本計画(第一次計画)を策定し、平成17年(2005年)には小牧市環境都市宣言を行い、平成20年(2008年)3月の第一次計画の改訂を経て様々な環境施策を推進してきました。平成25年(2013年)3月には、地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を包含する第二次環境基本計画(第二次計画)を策定しました。実施すべき重点施策について、その進捗状況を毎年点検し、年次報告書として公表することにより、計画を着実に推進するよう努めてきました。
第二次計画策定後、平成27年(2015年)にパリ協定が採択され、より一層の地球温暖化対策が求められており、温室効果ガスの排出削減や吸収の対策を行う「緩和策」に加えて、気候変動により既に起こりつつある影響への防止・軽減のための備えと、新しい気候条件の利用を行う「適応策」への対応が求められています。また、在来生物の生育・生息環境の悪化や、外来生物による農業被害、近年はマイクロプラスチックによる生態系への影響が懸念されるなど、生物多様性の損失も課題に挙げられることから、第三次環境基本計画(第三次計画)を策定することになりました。
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